◆早々と梅雨入りの発表。その後は梅雨の中休みかという天候。5月31日は日中、好天であったが、夜までは持たない状態。しかし、貴重な晴れ間をなんとかしたくて山の観測所で待機した。6月に日付がかわる頃は雲の切れ間があり、薄雲ながら多少の期待はもてたので粘った。2時すぎからパンスターズが確認できた。10センチ双眼鏡でなんとか捉えられてアンチテイルの濃い部分は見えた。北極星のすぐ近くだ。画像では北極星の上まで尾が伸びているのが分かる。実際はもっと長いのだろうか。
2013/06/01 02:58- 60sec x12 120mm F3.3 ISO1600 LPS-P2
薄雲が流れ、空気はさすがに湿っている。山の冷気を感じつつ、もうひとつのレモン彗星へ。下弦の月もすこし霞んでいる。相変わらずの姿が双眼鏡で見える。月明かりと薄雲で尾の様子はよく分からなかった。つかの間の晴れ間に遭遇できて安堵の気持ちで山を下りていった。
2013/06/01 03:24- 60sec x 5 120mm F3.3 ISO1600 LPS-P2